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今後予想される薬剤師求人事情

この数年間で、薬学部の6年制への移行、私立薬科大学の新設数の増加、登録販売者制度の開始など、薬剤師を取り巻く環境は大きく変化しました。それを受け、現在売り手市場といわれている薬剤師の就職・転職状況も、今後厳しいものとなることが予測されています。

薬剤師の就職・転職が難しくなるとみられている大きな要因は、規制緩和や国内の薬剤師数の増加によって、需要と供給のバランスが崩れると予想されていることにあります。現在、国内の薬剤師の総数は約25万人程度となっていますが、数年後には40万人を突破するという推計があり、供給数が需要を大きく上回ると考えられています。

供給過多が予測される薬剤師業界において生き残るためには、自分自身のスキルを磨き、地道に経験を積んでいくことが重要となります。また、現在持つスキルにプラスできる資格や実績を持つことも強みとなります。

例えば、調剤薬局でキャリアアップを続けていきたいという場合は、調剤のスキルを磨くだけでなく、管理薬剤師を目指して事務処理能力を上げ、薬事法や医療事務に関する知識を深めるなどの努力が必要となります。

現状、薬剤師は他の職種と比べて転職のハードルが低めとなっているため、些細な理由でキャリアチェンジを検討する方の数が増えています。相対的にみれば好条件の職場であるにも関わらず、仕事に遣り甲斐を感じられない、ストレスが溜まるなどの理由で転職をする方も少なくありません。

しかしながら、転職回数が増えれば増えるほど、その後の再就職は難しくなります。今後訪れることが予測される薬剤師の転職・就職難の時代に備えるためにも、安易な転職や離職を慎むよう心がけたいところです。

最近は、調剤薬剤師、病院薬剤師の求人数が減少傾向にありますが、在宅医療に対応できる薬剤師やCRC、CRAなどの需要は少しずつ伸びてきています。薬剤師として生き残っていくために、これらの職種対応できるスキルや経験を積んでおくと、将来的に有利となることでしょう。